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太郎兵衛平から望む裏銀座・・・③ [星・夜景の写真]

夕食後、少しだけ仮眠して夕景撮影した太郎山に登りました。


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気持ち良く晴れています。小屋の灯りと静けさに包まれた薬師岳と淡い天の川にうっとりしながら撮影しました。




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水晶岳から昇るオリオンを眺めていたら長めの流星が。





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薬師岳と裏銀座と冬の星座が素敵過ぎる。冬の星座と言いつつまだシリウスとプロキオン不在ですが。





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睡魔と戦いながら冬のダイヤモンドの完成を待つ。待ちわびたプロキオンとシリウス。




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雲海に閉じ込められた街灯りと北天の星座。北斗七星はちょいと残念。



雲の襲来に怯えることもなく、気持ち良く撮影が出来た夜。
おそらく年内最後の北アルプス撮影となるでしょうが、最後に良い星空撮影ができて良かった。
来年も同じくらいのペースで北アルプス撮影することを目標にしたいと思います。


おっと、まるで太郎平記事の最終回のようになってしまいましたが、朝景も撮りましたのであと一回。
お付き合いください。





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太郎兵衛平から望む裏銀座・・・② [夕景の写真]

北アルプス深部の富山側からの入り口でもある太郎平での夕景は・・・




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太郎平小屋裏にある太郎山(標高2373m)へ。




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登る途中で振り返った景色。小屋の向こうに立派な薬師岳。




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富山湾に沈みゆく太陽は沸き立つ雲に隠れながらもオレンジの焼け色を見せてくれました。




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流れ込む雲にすっかり隠れてしまった小屋。夕日に染まる薬師岳。



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滝雲はあっという間に薄くなり・・・





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幻想的なシーンに出会えました!




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雲海越しの白山と三日月。ずっと眺めていたかったけど夕食時間なので急いで降りました。



夜も晴れてくれるといいな。


続きます。


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太郎兵衛平から望む裏銀座・・・① [登山日記]

9月下旬に念願の裏銀座の一部を縦走しましたが、その時に見た北アルプス深部に魅せられ、
来年の目標にしていましたが、山岳写真クラブの先生が薬師岳直下の太郎平小屋へ行くというので同行させて頂くことに。


埼玉から立山インターは遠いけど、折立登山口はインターから近いので運転は意外と楽でした。
下道派だけど、さすがに高速乗りましたよ。


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登山口が一番紅葉綺麗だった。




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登山ルート途中に置いてあった看板。『太郎を愛する会』はどんな活動しているのか気になる。



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雪を被った立山方面は雲に隠れがち。



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晩秋の登山道。




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異星人のような・・・猛獣のような・・・




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途中から整備された階段があります。これが長い・・・
向こうに見える水面は有峰湖。




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撮影しながらゆっくり登ったので5時間くらいかかってしまった。まさか今シーズンに会えると思っていなかった太郎平の看板。
左から、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、(看板)三俣蓮華岳、双六岳、黒部五郎岳


数日前に降雪があり、前日までは積もっていたそうだけど、一気に溶けたみたい。もう少し雪が残っていたほうが良かったな。

夕方の撮影に備えて小休止します。



つづく






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小惑星探査機サイキに遭遇 [星・夜景の写真]

前記事までの北アルプス縦走の後も2回ほど山に行ったり、クラブ活動があったり、
バタバタとしてなかなか更新が出来ませんでした。
そんなスキマの夜、のんびり星見と撮影をするために高萩の海へ・・・



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タイムラプス用にカメラを設営後、のんびりと星空見ていたら不思議な飛行物体が・・・中央より右斜め上、リゲルの右横辺り

螺旋を描くように飛んでいきました。あとからNASAが打ち上げた惑星探査機サイキと知る。
最後にタイムラプス動画貼るのでご覧ください。



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荷物の制限がない海辺なのでカメラをいろいろな向きで設営。こちらは長時間露光。良く晴れてくれたので30分や1時間など楽しめました。




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ひときわ明るい金星の出。その金星と一緒に高度を上げていく人工衛星の軍団。中央岩の左側。




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さらに明るい流星が!タイムラプス動画で流星痕も確認できます。



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ひょっこり現れる北斗七星。




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カメラバックを枕にして静かに空と海を眺めていました。
普段、山の上は緊張しながら撮影しているので、こうした静かな場所での星浴が心からの癒しとなります。


今回は意図せず珍しい探査機や、明るい流星に会えたのは嬉しく、やはりちょっと面倒でも出掛けることの大切さを感じた夜でした。



それでは動画をどうぞ。






ところで、8月に近所のお山から撮影した月とスカイツリー動画が3万回以上再生されていてびっくり。
知り合いからアナリティクスというところを見れば良いと教えてもらったので、
確認したらほぼインドで再生されていることがわかりました。
詳細がわかると面白いですね。
また何処かの国で誰かの心に響くような動画を作れたら良いな。








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北アルプス5日間縦走・・・⑧ [星・夜景の写真]

ちょいとお山に行っておりまして、前ふたつの記事は予約投稿でした。
コメント返しが遅くなりすいません。
さてさて、縦走も最後の記事です。


月のあるうちにと22時くらいから撮影を始めて、1時近くにようやくオリオンの全形が見えるようになりました。

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何と素敵なオリオンポジション。




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すっきり晴れているって素晴らしい。長い時間撮影できる幸せ。




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シリウス待ちが長かった・・・




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冬のダイヤモンドも撮影出来たので感無量。





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そして少しずつ雲が湧いてきました。もう少し撮りたいけど、下山の余力を残さねばならないので小屋に戻りました。




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睡眠時間を確保するために日の出は諦めました。下山前の一枚がこれ。
最後の最後で気持ち良い撮影が出来てホッとしました。


1日目、新穂高~鏡平山荘・・大雨
2日目、鏡平~双六小屋・・ほんの少しの晴れ間のある曇天
3日目、双六小屋~三俣山荘・・前の日より晴れ間の多い曇天
4日目、三俣山荘~鏡平山荘・・雲少な目の晴れ
5日目、鏡平山荘~新穂高・・曇りときどき晴れの下山


山屋さんからすると随分な各駅停車ですが、撮影重視の刻み。
念願の三俣山荘まで行けてもう満足・・・のはずだったのに、三俣蓮華岳山頂から眺めた雲ノ平、
黒部五郎岳、薬師岳など、もっと先に進みたい欲も出てしまいました。
年々、体力も落ちてきて気力だけではなかなか難しいですが、来シーズンの目標にしたいところです。


全8回となった『北アルプス5日間縦走』はこれでおしまい。
おつきあいありがとうございました。


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北アルプス5日間縦走・・・⑦ [星・夜景の写真]

4泊目の鏡平山荘。1泊目で快適さを知っていたので、美味しい珈琲飲んだり、置いてある写真集みたりして楽しみます。
谷間にあるので夕景はすっぱり諦めてのんびり夕食。
夕食後早めに仮眠して10時頃外に出ました。


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何年ぶりだろう・・・鏡池から眺める槍穂高。夜なのに月明りで紅葉もくっきり。




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笠ヶ岳と夏の大三角。



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前日同様に月が沈んでいくので次第に暗くなります。





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月光のある景色も良いけど、暗くなると星が眩さを増します。

誰もいない池のほとり。時々、木立から枝が折れる音が聞こえてくるのでiphoneでロックを流す。




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すると途中で生き物の気配と・・・えっ!ライト??  
深夜のトレランナーさんでした。先方も驚きましたね、すいません。
長時間露光をしていたので慌てて切りましたが、こんな絵も良いかも^^;
もう一台でタイムラプス撮影してたので、ライトを下向きにしてもらうようにお願いしました。
重ね重ねすいません。

少しの時間休憩されてまた走って行かれました。



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さらに驚いたのはその後、さらにもう一人トレランナーさん登場。
深夜のランナーさんは何処まで行くのでしょうか・・・気になるなぁ。


トレランナーさんの行く先を想像しながら、満天の空を撮り続けます。

つづく。



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北アルプス5日間縦走・・・⑥ [登山日記]

三俣山荘を出発し、まずは双六小屋へ・・・



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三俣蓮華岳は前日に登頂したのでこの日はスルー。さすがに4日目ともなると疲れが出てきます。



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薬師岳だったかな・・・いつかもっと奥まで行ってみたい。




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この日はピークを踏まない巻道ルート。ちょっとだけ楽ちん。中央は丸山。




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またまた夢中なチングルマ。場所によっては葉が赤い。



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槍ヶ岳や穂高岳、大天井岳もばっちり。




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双六池と笠ヶ岳


双六小屋でランチするつもりでしたが、まだ早めだったので鏡平山荘まで降りることに・・・


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凄いところに建ってる鏡平山荘。周りの池も良く見えます。



鏡平山荘で夜に備えて長めのお昼寝タイム。
まったく晴れなかった1泊目のリベンジなるか?


続きます。









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北アルプス5日間縦走・・・⑤ [星・夜景の写真]

三俣山荘での夕食はジビエシチューを味わった後、お楽しみのカフェタイム。
人気のケーキセット美味しかった~って前記事でも書きましたね。
ふと外を見るとガスが晴れて星がちらほら。


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雲海越しの槍ヶ岳が素敵。




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月に照らされる鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳。北斗七星が欠けてしまった。




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月没と共に山が暗くなっていきます。




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次第に空が白くなり撤収することに。片付けながら小屋前で夏の大三角をなんとか収める。


この後、朝までガスの中。
朝食後、晴れるまで待っていたけどなかなかホワイトアウト状態は消えず・・・




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諦めてレインウエア着て、出発しようとしたらいきなり晴れた!
雲海が下がったかな・・・



さて、4日目は来た道を少し変えながら戻ります。


つづく

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北アルプス5日間縦走・・・④ [登山日記]

朝食後、双六小屋を出発。
双六小屋から三俣山荘へ向かうルートは、
・双六岳山頂を通るルート
・双六岳を登らず、丸山を通って三俣蓮華岳登頂してから小屋に行くルート
・どこの山頂も踏まず三俣山荘へ向かう巻道ルート
がありますが、夜中に山頂まで登ったので中道ルートを進むことに。



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双六小屋の水源地。大切です。



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綿毛のチングルマがたくさんありました。曇っているのでキラキラふわふわ感無しです。




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丸山の三角点見つけられなかったけど、良い目印がありました。槍が隠れてるの残念。




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丸山辺りから見る三俣蓮華岳。左端上部あたり?




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槍穂の方へ目を向ければ山肌むき出しの山が。地図で見ると赤岳か硫黄岳ですが、登山ルートはないみたい。
なぜ木が生えてないのか・・・登る人いるんだろか・・・などいろいろ気になります。







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三俣蓮華岳山頂に立つ!写真中央の下の方が黒部源流とのこと。富山県、長野県、岐阜県の境目です。
『甲武信岳のようなもの?』(甲州、武州、信州の分水嶺)と独り言呟いたら、
山頂にいらしたベテランさんから『規模が違う』とこれまた独り言のようにお返事いただきました^^;
黒部源流も一度見てみたい。





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鷲羽岳カッコいい!三俣山荘のテント場素敵。




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登山始めたころから念願だった三俣山荘。お目当てのジビエ丼は無かったけど、夕食はジビエシチューでした。
双六小屋でお話しした方からここのケーキは美味しいと聞いていたので、もちろん頂きましたよ。
想像以上に美味しかった~^^

ただ水やお湯が無料の鏡平や双六小屋で過ごしてきたため、飲料はお高いペットボトルを購入しなくてはいけないのがちと辛し。
充電も有料でした。ここまで物資を運ぶのは大変なので仕方ないですね。



小屋で昼食を摂った後、少しお散歩しました。


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やはりテント場がカッコいい。撮影機材持たなければテントや寝袋持てるな・・・いつかカメラ持たない山旅もしてみたい。




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この先に行けばもう一つの夢、雲ノ平があります。コースタイムは三俣山荘から2時間半くらい。
行けるかな~帰りのことも考えると躊躇します^^;


お散歩の後は夕食までお昼寝タイムzzz


続きます。






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北アルプス5日間縦走・・・③ [星・夜景の写真]

ガスの中で待ちきれず下山を開始しましたが、逆にご来光目当てで登って来られる方もちらほらいたので、
双六岳と小屋の間辺りの園地と言われるところで待機することにしました。


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少し待つと徐々に槍穂高の稜線が見え始めました。明けの明星と冬の大三角形見れて嬉しい。




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山頂を目指す登山者がちらほら。振り返ると山頂はガスの中。降りて正解だったかな・・・




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槍ヶ岳と小屋の灯りが幻想的。




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稜線は再びガスに包まれて・・・




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御来光まで待ちたいけど、朝食の時間も迫っていたので諦めて小屋に戻りました。



思うように星景写真撮れなかったけど、やはり登って正解だったなと思える撮影でした。

さて、次に小屋に向けて出発ですが、前日はコースタイム2時間、この日も2時間。
登山としてはかなり緩い行程です。


つづく

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