カナダ・オーロラ旅・・・⑥

カナダ・オーロラ旅6日目と7日目の写真をアップします。
初日からオーロラフィーバー続きで疲れが出てきた辺りで、オーロラもお疲れなのか大人しめに・・・

イエローナイフから大移動してきた街の教会前で静かに撮影しました。

もう少し、明るいオーロラも出たけれど、私は賭けに出て背後のマッケンジー川方面をメインで撮影していたので、
教会側はこれがマックス。マッケンジー川方面は全く出ませんでした。
やはりイエローナイフのほうが出易いのでしょうか。

この夜は早めに撤収して、皆、思い思いに過ごしました。
こちらで滞在した宿は2部屋の間に共有キッチンがあるタイプ。実は私含めてTKフォトクラブメンバー4人参加したので、
4人で一緒に食事したり、宴会したりとイエローナイフとは違った楽しみがありました。
イエローナイフでお酒をたくさん調達したのに、宴会楽しくてあっという間に足りなくなり、それは参加者全員が同様で、
昼間、わざわざ遠くのヘイリバーまで、お酒とおつまみなど買い物に出掛けたりもしました。
ちなみに下戸な私もすぐに寝ることができる環境だったので、珍しく赤ワインを飲みました。
カナダの赤ワインおすすめです＾＾

7日目は昨秋の大規模森林火災の爪痕が著しいエリアで撮影。

焼け落ちた木々が広がっていました。

左側は焼け残っています。ちょうどオリオンが沈んでいく・・・

この夜も静かなオーロラ。

こちらinsta360 ONE RS 1inchのナチュラルビュー。クリスタルボール、小惑星に続き、こんな切り取りも出来ます。

基本的に森林火災は毎年起きていて、それで木々が自然に整うのですけど、昨秋はそれが大規模だったということのようです。
今年の秋はどうでしょうね。燃える木が減ったのでそれほど火災は多くないのかもしれません。
本当は去年の秋に訪れるはずだったのが、今回に延期になったのですが、やはりカナダの秋のオーロラも見たいなぁ・・・

さて、翌日はまたイエローナイフへ大移動なのに、宿に帰ってこの夜も宴会でした。

ここでオマケの一枚。
カメラ3台+insta360のデータのバックアップ方法など。
すべてタイムラプス用にインターバル撮影しているのでデータ量が多めです。

1TBのSSD2つ、2TBのSSD1つ、計4TB持っていきました。
撮影後、SDから2つのSSDに移動する予定でしたが、カードリーダー忘れて、カメラから直接コピー・・・遅い！
結局、毎日収穫があったので、容量も足りず時間も掛かるのでバックアップは諦めました。
持参したSDもフルで、もう一晩あったら泣きがはいったところです。
万が一、壊れたらと思うと気が気ではありませんでしたが、帰宅して2か所にデータ移動して安堵したのでした。
それにしても最近のSSDの小ささに驚きだし、お値段もお手頃で助かります。
次のオーロラ旅に出るときは、もう少し買い足そうと思います。
これは自分用の忘備録として書きましたが、どなたかの参考になるかしら？

最終日に続きます。

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カナダ・オーロラ旅・・・⑤

カナダ・オーロラ旅５日目のオーロラです。
５日目はイエローナイフから300ｋｍほど南西に移動した小さな町へ。
そこで３泊します。
移動中の車窓から眺める景色はただただ雄大ですが、アラスカ北極圏の雄大さとは違うのは木々があるところかな。
昨秋の大火事で燃えてしまった木々の痛々しい姿と、でもその根元には新たな赤ちゃん木が育っていて、
自然の営みに感動したのでした。
宿に到着したら、各々仮眠や食事をして22時ごろ出発です。

大移動があったので街からほど近い河原へ・・・
河原といってもカナダ最長のマッケンジー川で、しかも完全凍結中。

果てしなく続くかのような白い世界。堅そうに見えて、ひざ上まで潜るので迂闊に動けません。

スノーモービルが通った跡にも果てしなさを感じます。
この日は強いオーロラがなかなか現れず、一同諦めの中、今回引率の田中雅美先生が撮影終了時刻を過ぎても撤収を口にしない＾＾；

すると最後の最後で月暈、幻日、環天頂アークとオーロラという素晴らしいシーンに出会えました。

今回のツアーで一番のお気に入りです。ほんの短い時間でしたが本当に良かった。

ここは乗っても大丈夫。もう一歩出すとズボります。

運転兼ガイドさんがそろそろ・・と言ってもまだ！と留まった先生。

先生曰く、オーロラが出る予感がしていたとのこと。長年、オーロラ撮影をしてきたプロ。流石です。

田中雅美先生のオーロラ本がこちら・・・☆☆☆

ロッジに帰って朝ご飯準備していたら、もう夜明けの空。

少し眠ったら、また活動開始・・・今回のツアーは睡魔との戦い続きです。

続く。

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カナダ・オーロラ旅・・・④

菊池哲男先生の個展が本日終了しました。
会期中には写真集出版記念パーティもあり、著名な写真家さん、山小屋のオーナーさん、
先生が撮影に協力をしたドラマ山女日記に出演された女優さん、俳優さんもご出席で、冷静な顔で受付をしながらも

気持ちは大興奮でした。
個展では７日中４日会場でお手伝いをして、忙しいながらも楽しい１週間を過ごしました。
個展会場は常にたくさんのご来場者様であふれ、先生も食事や休憩を取る時間もないほどでしたが、
誰とでも楽しそうにお話しされていて、今更ながら人望の厚さに気づかされたのでした。
微力ながらお手伝いをできて良かったと思っています。

さてさて、カナダ旅の続きです。

あれほど待ち望んだオーロラなのに、4TBという膨大な量のデータ整理をしていると、目が回るというか、
どの色が正解なのかわからなくなり、現像の手が止まってしまう＾＾；
全ての画像をチェックしきれないので、ふと目に留まった数枚を現像しています。

4日目はポントゥ－ンレイク付近にて・・・

この日もしっかりオーロラが現れました。

自由に動き回る生き物のよう。

うさぎの足跡があちこちにあります。

薄雲があるのも良い雰囲気

insta360画像。今まではビー玉のような『クリスタルボール』をお見せしてきましたが、今回は空を外に広げた『小惑星』を。

専用ソフトが作ってくれるのですが、出来上がる画像が不思議過ぎて、クリスタルボールのほうが馴染める私。
皆さんはどちらがお好みですか？
ちなみにノーマルビューやデフォルトなど視野角切り替えがいくつかあります。

タイムラプスも作りたいのですが、そもそもタイムラプスをするためにたくさん撮ってしまったデータに振り回されているので、
完成はいつになることやら＾＾；

続きます。

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カナダ・オーロラ旅・・・③

カナダ・オーロラ旅３夜目はパウダーポイントと呼ばれるところへ・・・

ここも幹線道路沿いではあるけどさほどヘッドライトなどが気になりません。

今日も今日とてオーロラ日和＾＾

そして空を大きく撮りたいから魚眼多め。

お気に入りがたくさんあって絞れず！

そしてinsta360 ONE RS 1inchより切り出し

思わずポーズも漏れ出てしまう・・・

私のinsta360くんとオーロラ。棒のようなのの先に小さいカメラが付いています。
ちなみに今回の寒さに一番強かったのがこの子です。

そんな３日目のオーロラでした。

さてさて・・・これから菊池師匠の写真展に出勤。これから1週間とても楽しみなのです。

タグ：オーロラ カナダ 海外

カナダ・オーロラ旅・・・②

オーロラ撮影ツアーだと、22時ごろから3時くらいまで撮影、5時ごろまでお風呂や軽食、
11時ごろまで睡眠、昼間のお買物やお散歩やロケハンが18時くらいまで、どこかしらで食事をして、
1時間ほど仮眠からの撮影のルーティンになります。
まぁ、普段から夜の撮影をしているのであまり変わらないのですけどね。
今回は撮影後にハイテンションのまま飲み会となることが多く、大事な睡眠時間が減りました。
なぜか皆、カナダワインに嵌り、いったい何本開けたことか・・・
私は下戸なのですが、寝床がそこにあるという安心感で珍しくそこそこ飲めました。
吐きそうになる直前で布団に入れば大丈夫・・・大丈夫なのか？
これを機会にワイン好きになろうかしら。

さて二日目のスポットは幹線道路沿いのトイレ付駐車スペースでした。

この日も最初からうねうねです。

月を巻き込む勢い

月を抱えて飛んで行きそう！

車のライトがひっきりなしでしたが、それは後日タイムラプスにて・・・

　またまたinsta360ショット。前回は天頂を丸く切り出しましたが、こんな切り出しも出来ます。
ちなみにこれはinsta360ソフトが自動で画像処理してくれたもの。

こちらは私が処理したもの。
とりあえずインターバルで撮っておけば、あとから好きな切り出しができるので便利です。
プリントに耐えるかは後ほど試してみます。

タグ：カナダ 海外 オーロラ

カナダ・オーロラ旅・・・①

３月２０日より１０日間、カナダへ行っておりました。
お察しの良い方は旅の目的はアレか・・・とお気付きかと。

そう、コレですｗ

初日から素晴らしいオーロラを見ることができました！（SONY α7C)

ちょっと暗くなるけど魚眼も持っていきましたよ。（Nikon Z6Ⅱ）

明るい月があっても波打つオーロラ。（SONY α7Ⅳ）

こんな優しいオーロラも好き。

最近、お気に入りのinsta360 ONE RS 1inch

ぐるぐる動かして好きなところで切り出しできます。

去年の３月のアラスカ旅では思うようなオーロラに会えずほぼ玉砕だったわけですが、
今回はオーロラ出現率の高いイエローナイフを選びました。
出現率高いといっても、私の初オーロラ旅はここイエローナイフで一度も見れず終わった実績あり。
オーロラの神様に見放されているのでは？と戦々恐々飛行機に乗りましたが、結果から言うと今回はばっちり見れました。

【玉砕した２０１６年イエローナイフ旅　その１、その２、その３、その４、その５、その６、その７　】

insta360含めて４台動かしたので、データ取り込みが大変。
ようやく初日分の現像を終えたので、こうしてアップしています。
多分、全８回の記事になるかと思いますが、どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

タグ：カナダ オーロラ 海外

アラスカ遠征2023・・・⑫

昼間に犬ぞりレース見学を楽しんだ後、この日は最後の晩餐だったので美味しいものを食べようと、
ロッジ近くにある評価の高いピザ店へ向かいました。

お店がバス！テイクアウト専門。

4人では食べきれないボリューム！とても美味しゅうございました。

お腹いっぱいになった後、どん曇りではありましたが、撮影できる最後の夜だったのでチナ温泉近くまで車を走らせました。

月が見えたり隠れたり。希望はあるのか？？

なんとか数枚。観光地近くのせいか何台か車がやってきては空を見上げて帰っていきました。

粘っても望み薄い空だったので諦めてロッジに戻り、荷造りを軽くして眠りました。

再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら

最終日は朝から雪。
12時チェックアウトしてから、飛行機搭乗まで長い時間をスーパーやスタバで潰し帰国の途に・・・

フェアバンクスからシアトルまでは念のため窓際押さえます。

ずっと雲の上に居たい！ｗ

翼の照明が当たると赤くなります。月が明るいので空の色も綺麗。

こうして13日間のアラスカ遠征が終わったのでした。
アラスカに向かう頃は、日々のオーロラ指数の高さから、様々な方から毎日凄いのが見れると言われていたのに、
自分たちが滞在している辺りの天気悪い＆オーロラ出ないギャップに参りました。
実際、同じ期間、カナダで撮影していた知り合いは毎日のようにブレイクアップのようでしたし、
アラスカでも北極圏越えるあたり（一般のレンタカーでは通行禁止）では素晴らしいオーロラが出ていたようで、
ただただ場所が良くなかったというだけ。
日々数時間の移動して、出来る限り頑張ったこのメンバーなので、次のチャンスにはきっと満足のいくオーロラにであると信じます。
そう・・・皆、それぞれ次の計画を練り始めているはず。
私はまずお仕事して資金作りから・・・ｗ

アラスカ遠征2023・・・⑪

フェアバンクスロッジ8日目。

この日は一日通してお天気悪し。
そんな中、旅の序盤でご一緒したフェアバンクス在住のオーロラ写真家Y氏に職場見学ツアーをして頂きました。

アラスカ大学フェアバンクス校の名誉教授　赤祖父俊一氏の名前がついた建物があります。こちらでお勤めされています。

立派なレリーフ。

地震の研究も。震源地マップを見るとアラスカ半島や日本は印で地図が見えないほど・・・
いかに不安定な地盤の上に暮らしているか目の当たりにしました。

丁寧に建物内をご案内頂き、さらにY氏のボスに素敵なお土産を頂きました。
貴重な経験ができたのでこの日は撮影が出来なくても、諦めがつき、
夜はしんしんと降る雪を音を聞きながらロッジでのんびり過ごしました。

※Y氏の上司の方から頂いたボトルとステッカーを帰宅してから部屋に飾りました。
ジャケ買いしたガムと一緒に。

そして翌朝。9日目。

雪は止み晴天！終盤なのにロッジ近辺初散歩。

ペットのトナカイ？

丁度近くで犬ぞりレース開催中。

走り終えたわんこは雪に転がって熱を冷まします。

マンション型犬キャリー。

犬ソリに参加していたフレンドリーな女性が『カスカベに住んだことあるよ～（英語で）』って。
今回、撮影地などで言葉を交わした方々の中には、日本で仕事したり、日本旅経験者だったりと嬉しい出会いが度々ありました。
私は英語担当メンバーの横でニコニコしてるくらいだったので、会話に参加出来ないもどかしく英会話勉強しようと決意したのですが、
帰国して一か月・・・忙しさを理由に決意は何処かへ行ってしまいました＾＾；

つづく

アラスカ遠征2023・・・⑩

フェアバンクスロッジ7日目。
前日同様のあまり期待できない空模様に、諦めてロッジでのんびりしようかとも考えたのですが、
せっかく遠い国に来ているのだから、悔いのない遠征にしようということで、ふたたびニナナ方面へ。
さらに南下し、デナリが近く見えるフェーリーという辺りまで走りました。
途中でスペースステーションという軍事施設のようなところに立ち寄りましたが、
施設エントランスにはポリスがいたので、ちょっと怖くなり撤退。
中の建物素敵そうだったけど、見学可能なのか不明。

駐車スペース（トイレは冬季閉鎖中）で撮影開始。予報通り雲襲来。

バスクリンの泡風呂と皆で命名。

滞在中はさっとシャワーを浴びる程度だったので、そろそろお風呂に入りたい気持ちがこの雲を呼んだのか・・・

諦めてロッジに戻るとうっすら晴れていて淡いオーロラも出ていました。

この頃は月もかなり大きいので曇っていてもそこそこ明るい。

あと２晩しかないのに、きちんとしたロケーションでオーロラらしいオーロラを見ていない。
一同、焦りが諦めに変わりつつありました。

アラスカ遠征2023・・・⑨

ニナナで撮影していましたが、次第に厚くなる雲に諦めモード。
ロッジに帰るために走り始めましたが、立派な月暈が出ていたので、前記事で立ち寄った遠方にデナリを望む展望台に急遽停車。

立派な月暈に薄っすらとオーロラがありまして・・・

目まぐるしく形を変えるオーロラ

呑み込まれるおおぐま座

月の反対側にはやや強いオーロラ。薄ら雲ありなのが残念。

デナリは良く見えませんが、オーロラのカーテンがにょろにょろと動いてます。

雲が無ければより見応えあるオーロラだったかと。

ほんの短い時間でしたが、オーロラの女神が微笑んでくれた夜でした。

つづく。

タグ：アラスカ